三代目 久一の「味噌通信」

昭和46年10月号

  1971年10月 味噌通信       パイプのヤニがスル~~と  味噌汁が煙草のヤニを溶かすという話をよく聞きます。今回の通信に、先々代が実際にパイプのスプリングの動きの鈍さを味噌汁で解消したという、驚くべき効果が記されています ********************
紫式部
 我が家のおでんは、そういえば、ネギ味噌です。ネギにゆずの皮を入れてさらに香りを加えて、だしでじっくり煮込んだ野菜をネギ味噌を付けていただきます。  風邪を引かない工夫に、ネギ味噌を食べるとよい・・・先人の知恵の風邪の予防方法だったようです。身体が温まるからなのでしょう。  男性の視点で書かれてある一文を少しこっけいに感じました。  しかし、男性目線の前の一文  「食は、生命なり。味は、心なり。」  これは、作り手として、家族の中の作り手として、心に刻みたいものだと改めて思うう一文です。 そして、味噌、醤油を提供する醸造屋としても・・・。

◆1971年9月号「味噌通信」

《本文》    名月や池をめぐりて夜もすがら      芭蕉   天高く馬こゆる粛条たる天下の秋、万物悉く稔り豊けく微笑みの秋を迎え益々お健やかに英智を以て、日新ひたすら御健斗のことと存知上げます。  先日ふとしたことから、ロンソンのパイプ(禁煙具)のスプリングの動きが悪くなったのに気づき、味噌汁を煮立てた中に入れて、洗いましたところ、不思議にも新品同様にスプリングは快調。 こうもニコチン、タ-ルの除去に役立つのかと、今更ながら、愛煙家には味噌汁との実感ふかめました。  又長崎の聖フランシスコ病院の秋月辰一郎先生も、世界中の各国民には、その国の風土と環境に適した食生活が最も望ましいので、先生の病院で患者の給食に、パンと牛乳を与えるより、おかゆとわかめの味噌汁の方が、回復も早いし、子供達が風邪にもかからないと申されております。 昔より、ネギ味噌に熱い湯をかけて、飲めば風邪が治ると言われています。兎に角、味噌汁は酵素食品(カビや細菌・酵母などで微生物が生み出す酵素)でタップリ酵素が含まれています。そのままの形で直ちに消化吸収されるので、健康に役立ち外国人でも価値ある栄養食品だと、驚かれているくらいで、健康の未来を開く大切な食品ともうされましよう。  何としても食は生命はり味は心なり、言われます。人間の精神文化に料理の発達も足並みをそろえてゆかねばなりません。それにはメ-カ-も、量より質。常にお客様に満足を与え、おかわりして頂く美味しい味噌、 味こそ勝負、味でご満足をいただけるお味噌こそ、おふくろ の味に連なり、それが男の心に通う道は必ず胃を通りご満足を与え一家和合の基ともなります。  愈愈味覚好調、体力も快調のこの秋、当社は味は心なりに思いを致し、一意良品の生産に精進いたしたく、心よりお引き立ての程お願い申し上げます。
サバの味噌煮 ・・・・・・・・・・・・・・・・・   秋サバは嫁にも云々と言われ   季節料理の花形です   材料 四人分 是非試してください ・・・・・・・・・・・・・・・・・   サバ 4ツ切  ピーマン2個 しようが 大さじ3 ねぎ 大さじ3  味噌 大さじ3   酒 砂糖 醤油 少々
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