三代目 久一の「味噌通信」

昭和48年8月号

  1973年8月 味噌通信       豆腐・味噌 が貴重な蛋白源  夏の花といえばその一角に必ず「アサガオ」があります。先々代は、本当にたくさんの種類のアサガオを育てていました。色や形、大きさ・・・。色は白からピンク、うす紫、紫、縁取りや中の線、本当にたくさんの種類のものを育てていました。秋になると茶封筒にその花の様子を書いて種を次の年用にしまい、最後茶の間の床の間の前にあった引出しに入れていたことを思い出します。 ********************
アサガオ
 近年温暖化で「今年の夏は暑いですね・・・・。温暖化でしょうか・・・。」という会話が頻繁です。この頃も、暑かったのでしょうか?!「未曾の暑さ」と表現しています。まだ、クーラーが家庭に一般的ではなかった時代ですから。扇風機やうちわが普通だったはず。先々代の亡くなった時に、うちはクーラーがついていてよかったわね。と祖母がポロっともらした言葉が忘れられません。まだまだ、70年代は現代と違う近代化のはじまり始まりの頃だったようです。  山にして、お魚ではなく、お豆腐が貴重な蛋白源だったとは・・・。やはり日本の食生活は大きく、大きすぎるほど変化したのかもしれませんね。     

◆1973年8月号「味噌通信」

《本文》    秋ちかき心の寄るや四畳半        芭蕉         連日うだるような炎天下、大地は焼け、体も釜中を思わせる此の頃、未曾の暑さを克服され、日夜ただただ御敢斗のことと存じあげます。 あれもいや、これもあきたと、日常の食生活にも、いろいろと、気を配られ、特に真夏はアッサリとした健康食品へと、いろいろとご苦心なさっておられることと存じあげます。 このところ相次ぐ、肉類の値上げもさることながら、沿岸魚類の公害問題がいろいろと取り沙汰され、食生活のあり方について一抹の不安を投げかけられたような感じでございます。 米の大食が、命をちぢめると言われていますが、それより野菜類の不足と魚介類の大食が、如何に人の命に係わりが深いかを考えねばなりませぬ。殊に漁村でも畑作物をふんだんに取り入れている部落には長寿者が多く、畑作物の少ない部落には短命で魚の大食は、心臓、肝臓の疾患は多いと、文献が立証されています。 兎に角、畑の作物は、畑の肉とも言われ豆類を主体に四季とりどりの自然の野菜は、如何に人の心を楽しませ、食卓の美しさを添えるに役立つことでしょう。日本一豆腐好きで有名な岩手県有芸村では、遠来の客に、山の中で魚が手に入らぬので、山の魚でがまんして下さいと言われ、多分アユか、イワナだと思っていたら、大きな豆腐二丁も盛られ、これが山の魚ですと言われ、主婦ご自慢の手料理で、花嫁修業も豆腐造りからと言われ、毎日2~3丁の豆腐を、お煮付けに、お味噌汁にと全村挙って愛用され、70歳以上の高齢者は、全人口の6%以上も占め、豆が健康食であり如何に長寿につながりの深いかと驚いています。 兎に角、野菜に味噌と味噌汁これこそ唯一の健康食で、我が家でも一家揃って毎日愛用いたしております。
消費者の声   杉並 佐野ノリ子  様 何時もお手数かけ恐れ入ります。  美味しいお味噌ですので 味噌汁を欠かすことの出来ない 私どもとても喜んでいます お中元にこの味を知り合いの方々に 贈りたいと考え・・・・・・・・・・
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