発酵で健康ライフ 山田醸造
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おじいちゃまの「味噌通信」

4.09 昭和47年4月号


味噌通信・・・

メルマガの原点「味噌通信
山田屋の女将の祖父《故・山田久一 山田屋十一代当主》が生前お客様宛に味噌と一緒にお届けしていた「味噌通信」が今も残っています。食道癌でその生涯を閉じる数ヶ月前まで、自身で構成・ガリ切をしていました。
その後を、学生時代から代わったのが私、現女将です。
ガリ版は、大変だからとコピー機を購入してくれたのは孫には甘かった先々代(祖父)でした。それが今、現在のメルマガにつながっています。

先々代の「味噌通信」、膨大な量が残っています。折に触れ、皆様にご紹介したいと思っています。


わびすけ 第一回に寄せて・・・
こうして、先々代が一文字一文字書いたものを起こし直してみて、話してくれていたこと、感じていた思いを実感できて懐かしい思いに駆られます。
それ以上に、味噌屋として根底に流れている「食」への関わる姿勢が現在の山田屋が十一代当主の思いを変わらず受け継いでいることを確認できて、うれしい気持ちで作業を続けています。本文中にでてくるヨーロッパ旅行の際の新聞掲載記事がこの4月号の裏にはってありました。

祖父が育てた植物の中でも祖母が一番好きだった「わびすけ」が今、庭で満開です。祖母は、自費出版した詩集に「わびすけ」と言うタイトルをつけました。      2009.04.09              


  1972年4月号「味噌通信」

拡大してご覧になれます。「味噌通信」













  

                                       《拡大して見れます》
《本文》
  ひさがたの ひかりのどけき春の日に
      しづこころなく春の散るらむ     紀  友則
若草萌え、野山の木々も花咲き乱れ、万物悉く春陽あびて、清気初刺として、 躍動の好機を迎え皆様には勇奮ご多祥の毎日をお過ごしのことと存じます。
5/13NHK朝のラヂオに新潟県豊栄市出身佐藤ヨシノ主婦さんのお便りとして「この度実家に帰ったところ、父は、仕事の合間に小道具作りが好きで、丁度槌を作っている最中、早速槌と青豆をいただいて帰り、豆を水に浸し、昔なつかし打ち豆を作って味噌汁を煮立てました。久し振りに味わうふるさとの味、味と言い、香りと言い、迚に味噌味を活かした風味で将に天下一品。化学調味料で味付けしたものとは比較になる主前の味だとみなで語った」と興味深く放送に耳を傾けました。
長い冬篭りの食生活が、、不思議にも緑の野菜が恋しく、生理的にも不足がちなビタミン類の欲求が体力回復に必要だと言われています。

先般フランクフート(西ドイツ)で食べた野菜サラダの味が忘れ難く、どこのホテルの食事もパンと肉攻めで、日本人の食生活に会わず、車中のガイドさんにヨーロッパであまり野菜を食べないのかと尋ねましたところ、どういたしまして、毎日各家庭ではたくさん野菜を食べていると聞かされました。
今や野山の惣菜も春の自然の恵みを受けて大地より力強く芽生え、緑豊かな山菜も精気溢れて、露地をうるほし、ぜんまい、わらび、ふき、うど、野セリ、青菜、など次から次へと春の味覚をそそり、レヂやーの山菜狩りで山中も賑わい、八百屋さんの店頭も所狭しと緑の陳列が目立ち、年中最良の季節を迎えました。
春ともなれば、身体も堅調、食欲も旺盛の共の秋、家庭の食卓に自然の緑を飾り、色とりどり風味豊かな工夫を凝らした味噌料理で、心ゆくまで春のさちを味わって頂きたいと思います。

●美味な味噌  茨城 堀内光子様
お宅の美味な味噌を河須崎先生から頂きました。我が家では味噌汁が好きで朝晩頂いています。
この頃数多い味噌が出回っている中にもなかなか美味な味噌は見当たりません。本当に喜んでおります。







       越後米味噌醸造元    山田醸造株式会社  
・・・味噌通信

「味噌通信」とは・・・
山田屋の十一代当主 山田久一がお客様へ直接味噌をお送りする際に、商品と一緒に入れていた月刊のB5サイズの通信だよりです。



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